なんとなく買って、なんとなく買わなくなる
ちょっとマズイなってことが社内で起きてます。
ここ何ヶ月かで、複数の商品が前年比とかクソ食らえぐらいの勢いで売れ始めてます。
中でもAという商品の売れ方は異常です。
外国から出店してきたパンケーキ屋にできる長蛇の列を思い浮かべてみてください。
あんな感じです。
完全に熱病。
商品が売れることは問題じゃありません。
問題なのは、社員が
「なぜ、Aが爆発的に売れてるのか」
を説明できないこと。
恥ずかしながら、自分自身もなんでこんなにAが売れてるのかが、イマイチ説明できないんです。
だから、サラッとお客さんにAを買う理由を聞いてるんですが、そうすると返ってくる答えは大概
「◯◯さんがやってるのを見ていいなって思って」
っていう、「他人がやってたから自分もやってみたい」的な、非常に脆い購買理由なんですね。
やっぱり、これはマズイです。
もはや、社内の人間だけでなく、買ってるお客さん自体も、Aの何がいいのかよくわかってないんです。
なんとなく買われてたものは、なんとなく買われなくなります。
そして、なんで売れてたのかがわからないままだと、ヒットを再現できません。
俗に言う、一発屋です。
ほっといても売れる今だからこそ、購買理由を考えないといけない。
とわかっていながら、止まらない引き合いの対応に追われて手が回らない毎日です…。